
『SNSに凍てつく女たち』という漫画を読みました。
この作品、4つのエピソードからなるオムニバスになっていて、それぞれ異なる角度から「SNSにまつわる闇×ヤバイ女」を描いています。
私はわりにこういう系のマンガは読み飽きてて、
はん、どーせまた似たよーな話が・・・
と思って、期待もせず読み始めたんですけど(←結局読んでる)。
どの作品も「うわー、いるいる!」「マジで腐ってやがる!」って思えるリアルなヤバイやつばかり😱
でも最後は必ずスカッとする因果応報系で、読後感は爽快でした 笑
ふつうにストーリーも絵もクオリティが高くて最後まで読んでしまった・・・🤪
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けっこう楽しめたので、今回はこの漫画から、1話目のエピソード『友情トリミング』をサクッと紹介していきます♪
『友情トリミング』のあらすじ
このお話は「友情とSNS」がテーマです。
“SNS映え”に執着し、周囲の人間も、自分の「映え」のための道具としか思っていない利己的なキラキラ女が、やがて奈落の底へと突き落とされるというストーリー。
キラキラ女・かりんの身勝手な所業に終始ア然とさせられますが、最後にはスカッとする結末がやってきます!
見た目かわいくても腹の中は利己心だらけ
このかりんという女性が、わりにどこにでもいそうな感じでかなりリアル。
学生時代に読モしていたくらいには美人で、表向きはまわりに愛想をふりまいて可愛らしい感じなんだけれど、腹の下は利己心でいっぱい。
いかに自分が“映える”か、「いいね」をたくさんもらうかしか考えてません😩
まあ、SNSでよく見る、自分をひたすら“リア充”に見せようとするタイプの人間なわけですね。
承認欲求のカタマリ。
かりんの同窓生で地味系の友人京子に対しても、表面的には仲良さそうにはしてるけれど、実際には、利用することしか考えてない。
一緒にカフェに行っても、SNS映えする写真を撮ることが目的で😑
写真を撮りおわるまで料理に手をつけるなと制し、京子に「映え」写真を撮るための“シャッター係”までやらせます。
「大好きな親友とランチしてきた♡」などと書いて写真をアップするのですが、そのくせいつも、京子が写ったショットは載せないのです。
理由は、京子が地味で「映えない」から。
京子はかりんに利用され、内心、見下されていると感じてはいるものの、いまいち見切りをつけることができません。
かりんは高校時代から華やかで目立っていた憧れの存在。
長い付き合いでもあるので、思うところはあっても笑ってやりすごしているのでした。
おとなしい友人相手にやりたい放題
でも、かりんの暴挙はどんどんエスカレートしていきます。
ある日、京子はかりんから「手料理パーティー」の誘いを受けます。
料理が得意な京子は、腕をふるった手料理を持参してかりんの自宅へ。
そこにはかりんの仕事の同僚ユキもいました。
が、なんと手料理を用意してきたのは京子だけ。
それだのに「かりんの手料理パーティー」ということで、手料理の撮影会が始まり、京子はまたしてもかりんの映え写真を撮るための“シャッター係”をさせられてしまうのです。
パーティーおひらき間際になって、ようやく京子も写真に混ぜてもらったのですが、帰宅後、かりんのSNSを見てア然。
京子の作った手料理があたかもかりんが作ったかのように紹介されているのです。
さらには、3人で一緒に撮ったはずのショットも意図的に京子の部分だけをトリミングして投稿されていました。
京子の不満はついに頂点に達し・・・。
『友情トリミング』の感想
とまあ、こんな流れで怒涛の後半へとなだれこみます。
すごーくいや〜な気分になりますが、傍若無人なかりんに正義の鉄槌がくだされる場面は見もの。
相手の優しさにあぐらをかいて、友だちをいいように扱っていたら、まあこうなるわな、ということで、当然といえば当然の結果が待っています。
それにしても「こういう自己中極まった人、いるいる! 」ってかんじで、始終、「ああ〜」と唸らされていました(笑)
そういう意味では、ほんとうにリアルなエピソードでした😌
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